感謝式を実施しました!(2023年3月5日午後) – 南山常盤会
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校長先生から届いた「母校のいま」

2023年3月15日

【山田利彦国際校校長】

感謝式を実施しました!(2023年3月5日午後)

午前中の閉校式は南山学園主催で来賓と教職員のみ(元教職員を含む)で執り行われましたが、午後は国際校主催で卒業生を招いての感謝式を行いました。
もともとは例年、3学期終業式の際に教職員の離任式が行われるのですが、本年度は終業式がないので「自分たちで式をやろう」という教職員有志の発案によるものです。
卒業生は帰国子女(外国人子女を含む、以下同じ)のみなので、現在の活動地は日本全国のみならず、世界の様々な国で活動しています。今回も海外からお祝いに駆けつけてくれた卒業生が多数いました。有り難いことです。
歴代校長による式辞の後、来賓の小島洋一郎様(小島プレス工業相談役)からもお言葉を戴きました。洋一郎様の叔父様、小島鐐次郎様は南山中学・高校の卒業生というご縁から本校へも多大なるご支援を戴いた国際校最大の支援者でした。特に式典等を行う国際校の講堂をご建設くださり、「小島講堂」とお名前を戴冠していることからもそのことが良くお分かりになるかと思います。
鐐次郎様がなぜ社会貢献をされていたかと言うと、そのことにより世間一般に名前が知られ、それに恥じない業績を上げ続けることを社命としていたとお聞きしました。鐐次郎様、洋一郎様を中心とした小島プレス社の多大なるご支援のお陰で国際校は本日まで永続できたのであり、関係者はそのことをよく理解していたので、洋一郎様のお言葉は大変 愛に満ちた温かく聞く者の心を満たしてくださいました。
感謝式のクライマックスは校長から教職員への感謝状授与でした。卒業生による温かく大きな拍手と、思わず漏れる大歓声の中 ステージ中央へと進む受賞者たちは万感の思いを胸に賞状を受け取っていました。思わず涙する方、緊張で表情がこわばっている方、笑顔の方。様々でしたが卒業生に送り出されて、4月から新たな門出を迎えます。私自身も思いがけず感謝状を拝受し、いたく感謝しております。

終わり良ければ全てよし

この感謝式をもって、41年の南国の歴史は幕を閉じました。

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