2013年3月9日
はじめまして。女子部卒業生の佐藤と申します。
私は、美術史が専門で、現在、愛知県美術館で開催されている
円山応挙展では、展覧会図録の資料を作る仕事をさせていただきました。
今回の円山応挙展の最大の見所は、兵庫県にあります大乗寺の客殿二間、襖24面分を美術館内に再現展示するところにあります。このコーナーはガラスケースがないため、まさにお寺で拝観するのに近い状態で、応挙晩年の作をご鑑賞いただけます。
なお、円山応挙展は、愛知県美術館の単独開催で、東京や大阪への巡回はございません。
名古屋単独開催だからこそ、普段、なかなか貸していただけない作品が多く出品されており、見所の多い展覧会となっております。
ぜひ、このチャンスをお見逃しなきよう、お願いいたします。
円山応挙展は、4月14日までです。
円山応挙展の公式サイト
http://event.chunichi.co.jp/okyo/
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