2010年7月24日
第92回全国高校野球選手権・愛知大会4回戦の、瑞穂球場第一試合で、男子部野球部は、春の県大会優勝の東邦高校を相手に、熱戦を繰り広げました。
南山高校、3回の表、2点を先取。6回まで、2対1のリード。7回の裏、ついに東邦打線が2点を加え、2対3の逆転。しかし、8回の表、1点を返して、再び、同点。王者・東邦ナインが、マウンドのピッチャーにかけよる互角の闘い。8回の裏、1点を許し、3対4の僅差でゲーム・セット。
惜敗ながら、点を取られたら、取り返す。最後まで諦めない南山男子野球部の南山精神と熱戦は、南山中高の歴史に刻まれました。
3塁側の応援団に挨拶をした後、チームが戻ったロッカー・ルームからは、監督の声が・・
「満員のスタンドを見たか?感謝しろ。胸をはれ!」
(掲載写真 津村監督 承認済み)
「4回戦までこられたのも、東邦を相手に1点差で来られたのも、みなさんの応援のお陰です。ピッチャーは2年で、ここまで守れたので、来年は、もっと上にいけると思います。ほんとうに、応援、ありがとうございました。」 (中山 雄貴主将 3年)
「暑い中、スタンドが満員になるほどの応援をありがとうございました。生徒だけでは、ここまで来られませんでした。スタンドの声援が、力になりました。思えば、今の高3は、”情けなく”て、”甘えた”でしたが、限られた日々の練習で、精一杯努力して、ここまで来ることができました。県1位の東邦に、”挑戦するのではなく、襲いかかろう!”と、ミーティングで話し合いました。負けて悔しいです。でも、最後まで、全力疾走できたことを誇りに思います。もっと、上を目指して頑張りますので、来年も応援、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。」( 津村 成俊監督 S51 )
祈りの込められた千羽鶴は、南山ナインから東邦ナインにと手渡され、甲子園に繋がれたそうです。
by minami (G20)
photoes by yamate (G15)