2010年7月5日
名古屋開府400年記念。徳川宗春公ゆかりの八事・興正寺、梅雨に煙る大書院にて、小川珊鶴さん主宰の「第17回平成芸術花院 夏の花会」は行われました。
江戸時代に行われた前衛いけばな「狂花」を縦糸に、江戸の前衛いけばなの思想を現代に止揚する、現代の「狂花」を創作しました。(プログラムより抜粋)
小川珊鶴さん 作品「お釈迦さま」の部屋にて
享保ー元文期 にぎやかな名古屋の有様を記した「夢の跡」より、当時のお弁当を再現した「点心」
竹と竹細工、自然の素材と人間の手による作品が織り成すオブジェ。
伝統的で端整な佇まいの興正寺の美の中に、幻想的な「非日常」の光景が表現されていました。
by minami (G20)