肘掛椅子のような・・・
―　富田三美子日本画展　－

日時：11月21日（木）～26日（火）10時から17時（最終日は16時まで）
会場：妙香園画廊4階
名古屋市中区栄3－14－14
TEL: 052-241-1533

富田三美子さんより
「今回一区切りの作品展として私という人間の根っこの養分の一つの精神-心を育てて下さった南山に感謝とお礼を込めて母校を描かせて頂きました。」

今回のタイトル
肘掛椅子のような…は画家アンリマチスのノートより
私が夢みるもの、それは人を不安がらせたり心を重くさせたりするような主題をもたない均衡と純粋さと静けさの芸術。あらゆる頭脳労働者たち
たとえばビジネスマンにとっても文筆家にとってもひとつの鎮静剤、頭脳の鎮静剤であるような芸術。その肉体的疲れをいやすのがここちよい肘掛椅子だとすればまさにその『肘掛椅子にも相当するようなものなのだ。』アンリマチス
この言葉に感動し私もここちよい肘掛椅子のような絵を描けるようになりたいと思っています。
富田三美子

富田さんの絵は松坂屋名古屋店南館10階の「あつた蓬莱軒」さんの店内にも飾られています。
「扇面」に描かれた宝尽くしの絵が、鰻を味わいにいらっしゃる海外からのお客さまに大変喜ばれているそうです。