2022年9月19日
中部大学教授でフランス文学がご専門の
玉田敦子さん(G38)によるNHKカルチャーセンター講座
「フランス革命の光と闇」 なぜマリー・アントワネットは殺されたのか?
オンライン(後日配信あり)
玉田敦子さん(G38)より
「革命前夜のフランスでは、ごく一部の特権階級が奴隷貿易によって財を成す一方、国家財政は逼迫していました。王妃となったマリー・アントワネットは、浪費と女性的な文化の象徴として憎悪の対象になります。フランス革命は旧体制の矛盾を突き、自由、平等、人権概念といった理念で世界を動かしましたが、人権宣言に女性が含まれないなど、矛盾に満ちたものであったことは知られていません。権威主義的な国家の脅威から、歴史が大きく動く今、この講義ではあらためてフランス革命を振り返ってみたいと思います。」
《各回のテーマ》
1)絶対王政の時代①:奴隷貿易とヨーロッパの覇権
2)絶対王政の時代②:ヴェルサイユの宮廷文化とマリー・アントワネット
3)フランス革命①:バスティーユ襲撃と人権宣言
4)フランス革命②:啓蒙思想の実験~革命期の文化と教育~
5)フランス革命戦争へ①:囚われた王妃
6)フランス革命戦争へ②:恐怖政治とナポレオンの台頭
講座日程:時間は各日とも16時~17時30分
10月12日(水)
11月16日(水)
12月7日(水)
2023年
1月18日(水)
2月8日(水)
3月8日(水)
詳細・申込
NHKカルチャーセンター名古屋教室
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1261033.html