2017年6月23日
《序文(天野鎮雄氏)より》
城山三郎の幻の短編小説「捕虜の居た駅」に出会った著者は、そこに着想を得て、新たな物語として戯曲「捕虜のいた町」を書きあげた。
その綿密な調査を記録した「取材ノート」は、捕虜収容所の実態や戦争の酷薄さを伝え、多くの示唆に富んでいる。
(A5版並製240ページ)
◯馬場豊先生プロフィール
1953年、愛知県に生まれる。私立南山国際高等学校・中学校国語科教諭。演劇部顧問。市民朗読グループ「緑風の会」を主宰し、「愛知空襲を読む」「戦争の時代を見つめて」などの発表を続ける。他の著書に「ひとすじの糸」(これから出版)
◯馬場先生より常盤会への本書の寄贈がございました。
常盤会室にて閲覧可能です。
◯購入を希望される方は書店にてお求めいただくか、出版社に直接お問い合わせください。
中日新聞社出版部
TEL052-221-1714
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