2020年9月16日
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面を避けリモートによる取材を行いました。
名古屋栄・鈴木総合法律事務所(旧名:栄三丁目法律事務所)は名古屋・伏見の白川公園に近いタワーマンションの一室に開設されています。弁護士 鈴木泰子さん(G45)が夫の弁護士 鈴木博之さんと共に、2010年に中区栄三丁目で始められた弁護士事務所を、2020年5月に移転し、名称も新たにされました。
Q:伏見という場所を選ばれたのは何か理由があるのですか?
名古屋駅からも栄や金山からもすぐの距離という利便性、そして近くに白川公園や科学館・美術館があり心癒される空間もあることから「伏見」という場所を選びました。
Q:ご夫婦で弁護士さんをされていることで、良い点がいくつかあると思いますが。
事件の方針などで悩んだ時に気軽に相談することができることでしょうか。
Q:弁護士事務所に相談となると、一般の者には始めの一歩がなかなか難しいのですが、何かアドバイスがあればお願いします。
最近は弁護士が増えて以前よりも身近な存在になったようにも思いますが,やはり多くの方にとって実際に弁護士に相談するというのは,まだなかなかハードルが高いことのように感じます。
とはいえ,トラブルが大きくなってからだと解決するのにも時間も労力もかかりますし,法律の知識がなかったばかりに全く理不尽な結果を押し付けられるようなことになったら本当に大変です。
法律は,必ずしも「弱者」の味方ではありませんが,法律を知らなければ法律を味方にすることもできません。弁護士に相談することは,法律を味方にするための方法だと思います。
なので,弁護士を利用することをあまり難しく考えず,「困っていることがあるから,自分のサポートをしてくれる人を見付けよう!」「将来困ったことが起こらないように今のうちに弁護士と一緒に考えておこう。」くらいの感覚で,弁護士に相談をなさってみてはいかがでしょうか。
また、相談料金の見当がつかず高額になるのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、初回の法律相談は5500円(税込)で、受任にあたってはご要望に応じて見積もりをお出ししています。
Q:様々な法律相談を扱っていらっしゃると思いますが、中でも得意とされる分野があれば教えていただけますか?
色々な事件を扱ってきましたが,私は最近は離婚や相続などの家事事件が多くなってきています。交通事故の被害に遭われた方のご相談を受けることも多くあります。
夫は法人関係の仕事など多く受けているようですが,最近は個人の方の相続のご相談・ご依頼が増えてきているように感じます。
Q:「弁護士」という職業を選ばれた理由をお聞かせ下さい。
高校生のころ『公民』の授業で、社会の仕組みの基本となっているのが法律であると学んで、おもしろいなぁと思ったのが初めでした。それまでは歴史が好きでしたが。その授業がきっかけになり社会・法律といったことにぐっと興味がわき、高校2年生のころには大学の法学部に進学することを決意しました。大学に入ると、周りに弁護士を目指す人も多く、自分も弁護士に、と自然に思うようになりました。また、高校生のころ、「進路の手引き」という冊子 (当時、進路指導部が作成していた、女子部卒業生の進学・職業選択についての体験談を集めたもの)を読み、その中にあった弁護士になった先輩の「女性が一生続けられる法曹の道を考えてみませんか?」というメッセージが今でも鮮明に記憶に残っています。これが「弁護士」という職業を選ぶきっかけになったと思います。
Q:大変責任の重いお仕事ですが、ご家庭でのリラックス法やご趣味などは?
元々、フィギアスケートが好きでテレビで観戦していたのですが,3年ほど前にフィギアスケートの国際試合を大阪まで見に行く機会があり,その試合で優勝したロシアの選手の大ファンになりました。運良く,その年は名古屋でも国際試合があって,その選手も勝ち上がってその試合のために再来日していて,その試合も会場で毎日見ることが出来ました。
それ以来自分でもびっくりするくらいどんどん嵌っていってしまって(笑),ジャンルを問わず好きな選手が増えていきました。
フィギアスケートのオンシーズンの冬は遠征して国際試合を見に行き,オフシーズンもやはり遠征してアイスショーを見に行ったりしています。広島まで遠征したときは広島に4日間もいたのに,1日だけ夕飯に牡蠣を食べにいった以外は全く観光もなどもせず,ホテルと試合会場を往復していました。
ロシア語の記事が原文で読みたくてロシア語の勉強も始めましたが,残念ながら全く身につかず(笑)それは速やかに断念しました。いつかロシアの国内選手権を見に行きたいなと思っています。
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【後記】
「安心感のある、身近な法律事務所にしたいですね。悩みや不安を抱えた方のお話をしっかり聞いて、不安や悲しみに寄り添い、法的に適切なサポートをすることができる弁護士でありたいと思っています」とおっしゃいます。今後、益々その役割が重要になってくる弁護士という職業。その法曹の道を選ばれた鈴木さんの真摯なお人柄がとても印象に残りました。(文:阿部)
名古屋栄・鈴木総合法律事務所
〒460-0008 名古屋市中区栄一丁目24番11号
タワー・ザ・ファースト名古屋栄806
電話:052-253-8446
取り扱い分野:相続・遺言,親権・親子関係、離婚・夫婦関係、交通事故、
債権回収・債権保全・会社の倒産(民事再生・破産)
借地・借家関係、不動産売買、など