2005年9月24日
今回はみなさんの生活に直接かかわっていませんが、生活に欠かせない電気を家庭に配電されることの影の仕事人、名古屋の中心からほぼ40分、港区空見町の株式会社柘運送、柘勝さんの会社をお訪ねしました。
港湾荷役からはじまり、木材の荷揚げ、電柱会社への配送へと発展された柘運送は、平成11年、柘さんが社長になられた時に、名港2丁目にあった本社を現在の空見町に移転されました。
燃費1km/リットルのポールトレーラー。長さ16mの電柱を運ぶトレーラーです。
柘運送さんのトレーラには、特性のウィンチが備わっているため、ひとりで安全に電柱を降ろすことができます。
最盛期には中部電力の70%、年間8万本もの電柱の配送をされていましたが、電線の地中埋設が増え、電柱の配送だけでなく配電線の電気工事へと事業の展開をされています。
その電気工事も現在では売上げの30%にもなっているそうです。
電柱などの長尺で重量物の配送のために、一般のトラックの馬力ではなく、450から500馬力にパワーアップされているため、高速道路のコンクリート製床板や重量のあるビル建材の配送もお手のもの。
第二東名の床板、またマリオットホテル、NTTドコモタワー、センチュリー豊田ビル、住友生命ビルなどの壁面パネルなどの配送をされました。
さて、柘 勝さんは昭和45年(S22)の卒業生です。中学・高校を通して陸上部に所属し、200mハードルを得意とし「私学祭」では優勝されたこともあ るとのこと、またその逃げ足の速さを買われラクビー部でもウイングで活躍されました。当時ラクビー部には同じ学年だけで15名のメンバーが所属しており、 そのメンバーが中心となり今でも毎年同窓会が開催され40名ほどが集まっているとのことです。
南山常盤会では、ナゴヤキャッスルホテルで開催された”1000人の夕べ”の合同懇親会から親睦事業部を手伝っていただき、本年度から”会長”となられました。
お話をお伺いする間ずっとニコニコ微笑みを絶やさず、柔和な中にも、チャレンジ精神の旺盛な方と感じました。
南山常盤会の活性化をはかり、会費納入者の増加などの抱負など熱い思いをお聞きしてきました。
会長としてご活躍にエールを送るとともに、会員諸兄のより一層のご協力をお願いいたします。
文責:KAZU