2009年1月24日
今回はアドプランナー様のご紹介です。
新瑞橋の地下鉄一番出口を出ると、探さなくても、右手にすぐ看板が見つかりました。
アドプランナーの入り口
笑顔で私達を迎えてくださったアドプランナーの社長、佐藤一之さんは、中学から大学まで南山という、純粋南山卒業生です。
佐藤さん
アドプランナーの入社案内より
まずはお仕事の内容についてお尋ねしました。「業種で言うと、広告代理店です・・・」と丁寧にわかり易く説明して下さいました。広告代理店というと、広告 ちらし・テレビのCM・ネット広告などを想像しますが、アドプランナーのお仕事は想像以上にもっと大きな範囲に広がっていました。
様々な業種の企業HP、会社案内、カタログの制作や、例えば不動産などの販売促進広告を手がけるのはもちろんのこと、お客様の課題解決の相談にものるとのことです。
そして現在こちらの会社で一番多いのが求人広告で、新卒をはじめ中途の社員、パート、アルバイトなど幅広いジャンルの求人ニーズに対して広告を企画・制作し、さらに採用実務のお手伝いにも関わっていらっしゃいます。
逆に学生の就職相談にものり、企業側の求める人物像と、学生が求める仕事イメージを一緒に考えてアドバイスするところまで力を注いでいらっしゃるとのことです。とにかくここにはとても書ききれないほどのお仕事の内容ですので、ぜひHPをご覧下さい。
アドプランナー制作の入社案内
佐藤さんが会社を始めるにあたって、この業種を選ばれたのは、お父様の印刷会社に役立ちたいという思いからだったそうです。自分で広告依頼を受け、印刷の 仕事をお父様の会社へ回せば互いに協力し合えるのではと考えてのこと。卒業後6年間お勤めされたリクルートも特に今のお仕事を意識してのことではなかった のですが、結果としてしっかり役立っています。
公私とも大切なパートナーでいらっしゃる奥様との出会いもリクルートです。奥様とたった二人で始められたアドプランナーも今は社員200余名。名古屋、 東京の他3箇所の事務所を持つ規模に発展し、6000社ほどの会社をお客様としてフル回転しています。「経理はもっぱら女房にまかせっきりですよ」とおっ しゃっていましたがこの日も奥様は東京へ出張中でした。
事務所には若い女性社員が多く、イキイキと働いていました。仕事に向ける意気込みと真剣さが伝わってくる雰囲気でした。それでも席を外している方のパソコンに面白い絵?が描いてあったり、壁の張り紙がお洒落だったり、さすが広告の会社という印象をうけました。
オフィスの様子
「広告を作るにあたっては、しっかりと調査をして相手の方の思いをよく聞いて・・・」と話して下さったのですが、まず成果が問われるこの仕事で、次の仕事へと続くため、そしてまた別の分野へと広がっていくためにはこれが最も大切なポイントのようです。
オフィスのあちこちにある、この経営基本方針にもそれがあらわれています。
基本方針と経営理念を示した額
写真の左側は佐藤さんが「《一番大事な一枚の紙切れ》」とおっしゃっている経営理念です。
「全員参加の計画経営を実践し、高い合理性追求の中で、付加価値の高い商品の創造・提供を通じてお客様と地域社会の発展に貢献しよう」とあります。佐藤さんの強い意志を表されたこの理念が会社に社員に行き渡っているのでしょう。
南山卒業生としての人脈もとても大切とのこと。以前このコーナーでご紹介しました、武田商店「おそうじまま」の武田さんとは大学時代の友人、武田さんのご主人とも中学からのお友達だそうです。
この可愛いロゴもアドプランナーさんによるものです。
同期のメンバー達とも連絡を取り合って、卒業以来33年間になんと92回のゴルフコンペも開催!もちろんそれ以外のネットワークもフル稼働で、絶えず時代の流れにもアンテナをはりめぐらせていらっしゃるご様子です。
今後もアドプランナーのお仕事はどこまで種類や幅が広がるかわからないと楽しそうに語ってくださいました。
(取材 足立、吉田、細見)