2012年8月1日
S19山田幸司さんが代表取締役をされている会社、赤門ウイレックスさんを訪問しました。
大学卒業後は、陶磁器の輸出商社に勤務しニューヨークで9年。
義兄から誘われ、「科学する心」単なる掃除屋ではなく科学的な根拠をもとに清掃する「空調ダクトクリーニング」の仕事の話を聞き、カルチャーショックをうけこの業界へ転身されたそうです。
義兄である故内川会長の書
会社名にあるように、S23年名古屋の大須、赤門で病院などへの薬品の卸売業をされていた「赤門薬品」が前身。
環境衛生が将来必要になると、ダクトクリーニングの会社である英国「ウイントン社」のフランチャイズ会社として
S57「赤門ウイントン株式会社」を義兄の内川氏が設立。
当時はちょうど食品衛生が強く意識され始めたころで、害虫防除と異物混入を防ぐための清掃と、空調ダクトクリーニングを業務として創業されました。
平成20年、「赤門ウイレックス株式会社」に社名変更。現在は従業員数120余名。
WILLEX は、
WILL(志)とEX(Exceed,Extend,Expandなどの発展的な意味を持つ言葉)を組み合わせた造語。
環境衛生に取り組む「志」を将来へ向けて広く発展させたいとの願いが込められている。
企業ポリシー
「オンリーワンを目指す」
会社の入口にあるプレートには、各種の許認可が書かれています。
一般建築業の認可も受けられていますので建築会社かと間違うほどでした。
組織と主な事業内容は
*PM事業部 Preventive Maintenance 予防保全
一般的なビルの関係―害虫防除、ダクト清掃、アスベスト処理
トヨタグループ自動車工場、オフィスビル、銀行、デパートなど
*サニテーション事業部
食品工場―総合衛生管理、異物混入の防止対策、防カビ対策などによる安全な食品づくりを環境面からバックアップ
敷島製パンなど
*排気ダクトクリーニング
ダクト火災を未然に防ぐ
*衛生害虫・害獣防除
化学薬剤の使用を必要最小限にし、安全に害虫を防除
*空調ダクトクリーニングーIAQシステム(Indoor Air Quality)
ダクト内部の粉塵や微生物は金属を腐食させたり、食中毒・気管支炎の原因になる。
ダクト内部の汚染度を調査し独自のシステムで室内からクリーニングを行い快適な空気環境を提供する。
*検査カメラによる内視調査
*配水管洗浄
*アスベスト飛散防止対策(封じ込め・除去)の施工
環境衛生の総合コンサルタントとして、独自工法の空調ダクトクリーニングのIAQシステムなど「数多くのお客様から評価されていることがうれしい」とにこやかにお話されていました。
また昨年からは、東京で開催される食品関連の国際見本市へも出展、セミナー開催、食品関連の雑誌への寄稿などのPRを積極的にされています。
社是
「誠実」ー深き海洋(うみ)のごとく Marine Blue
「勤勉」ー熱き陽光(ひかり)のごとく Sunray Yellow
「感謝」ー大地のごとし Forest Green
社是のコーポレートカラーとロゴ
IAQシステムの専用車の前で
ご子息 晃也さん(南山大学卒)
中学・高校時代は「演劇部」所属。NHK「中学生時代」(「中学生日記」の元番組)へも出演。
南山大学では、軽音楽部でシャンソンのグループ「アンサンブル ウーテルプ」、当時盛んであった大学対抗の中部地区大会などで活躍されていました。いまも時折ギターを弾かれることもあるとのこと。
奥様はG16女里子さん、NHK児童合唱団に所属されていたころからの顔見知りで、大学で出会いともに軽音楽部で活動されていました。
またなにかと常盤会の方にご縁があり、会社の顧問弁護士さんは、S11三浦和人先輩、また産業医は、S20樫尾富二さんにお願いされています。
文責:尾関 写真:吉田