2018年7月10日
『暮しの手帖』94号に、「戦中・戦後の暮しの記録」4編が収められています。その中に、G09の綿森淑子さん(旧姓・鈴木)の「約束の椰子の実」が紹介されています。
「再び戦争を繰り返さないために、これから後に生まれてくる人のために、残しておきたい一冊を作りたい」と、昨年3月より、『暮しの手帖』が、「戦中・戦後の暮しの記録」の原稿募集を始めました。応募作品2390編の中から、94号では4作品を掲載しています。
綿森さんの誕生前に出征された父上が、戦地から、まだ見ぬ愛娘に宛て送った4通のハガキを、70年以上を経て、介護中の母上の保管していた箱の中に見つけた時のことが綴られています。
この作品を収めて、2018年7月末には、『暮しの手帖社』 から、創刊70周年記念企画として、『戦中・戦後の暮しの記録』が発行される予定です。