2015年11月20日
全国から寄せられた「介護体験記」の受賞作品を収録。
言語聴覚士・綿森淑子さん(G09)の体験記が佳作に選ばれました。
介護退職して在宅で95歳の母を看取った10年間の想い・記憶・記録が収められています。
その他、25編の受賞作品からは、老々介護・シングル介護・在宅介護・施設介護など、現代社会のさまざまな「介護のかたち」が見えてきます。介護の日々から生まれる葛藤・苦悩・喜び・新たな気づきが、これからの「大介護時代」に生きる私たちに大きなエールを贈ってくれます。
綿森 淑子(G09) プロフィール
東京大学医学部保健学科卒
ワシントン大学大学院言語病理学修士課程修了(M.A.)
医学博士(東京大学) 言語聴覚士
東京大学医学部附属病院リハビリテーション部言語治療士
東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター附属研究所)研究員
広島県立保健福祉大学(現県立広島大学)保健福祉学部コミュニケーション障害学科教授を経て
2005年6月より同大学名誉教授