2021年8月15日
***Hyoyun Kim(金 孝妍)さんより***
8月8日は赤磐市(岡山県)の子供達とのワークショップ。
「滝」をテーマに。
ならば、なかなか体験出来ないものをみんなでしてみたい。
「滝」は水が流れ、落ちる。
だけではなく、
葉っぱや石や虫や光なども一緒に動かされる。
なので、
いろんなものに絵具をつけて転がして、その痕跡の集まりが滝になるのではと。
松ぼっくり、おもちゃ、ぬいぐるみ、スリッパ、ボール、ブラシ、ペットボトル、缶、などなど。
約2mの高さの台に上がりそこで選んだ物に絵具をつけて、白い布の上にそっと転がす。
(布は13mx3.6m。長いので2回に分けて)
結果イメージは予想できても、詳細の実感はどうなのかワクワクするものである。
予想外に、気づいたのが、「音」だった。
物の転がるときの様々な音が、まるで滑り台を初めてすべった子供の声に感じられて、面白い。
物が転がるスピードも違って、ドキドキハラハラする。
子供達も約2m高さに上がるだけでワクワクするし、痕跡を見て色を選ぶ姿も「心の中で描いているなぁ」と思った。
水に竜
天に登る道でもある。
(マイクラでは、まさにエレベーターなのだ。)
体験に渇いていた子供達やその親達も、一人で、家族で、家では体験出来ないものが外に溢れていることは知っている。
自然からのエネルギーを感じ、その有り難さを感じ、大切にする心、冷めないでほしい。
みんなで滝を作った思い(エネルギー)が伝われればと思う。
赤磐市にあるいくつかの小学校から申し込んだ子供達14人とその保護者そして先生、スタッフやボランティア、放送局や新聞社、撮影チームなど、みんなが作ったものです。
関わった皆様に感謝いたします。
金孝妍