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2017年4月28日

vol. 119 小島 登茂子 (G11)「G11同期会」

 私たちは、節目ごとにビッグ・イベントを開催してきました。
そのきっかけになったのは10年前の還暦(2006年)お祝い旅行(エクシブ琵琶湖泊)でした。
  
 1年前の下見旅行からイメージを膨らませ、第1部では教会での恩師・同期生の追悼、オーケストラで活躍中の同期生によるバイオリン演奏、南山6年間の思い出DVD、同期生の犬飼美知子先生の女子部新校舎の紹介と決まりました。第2部は宴会場の舞台で長年研鑽を積んだ同期生の「鶴亀」(日舞と小鼓)によって格調高く始め、ビンゴ、食後は在学中の昼休みに楽しんだフォークダンスとなりました。
  
 準備会を重ねるごとにフォークダンスを制服で、還暦なので赤い制服を作ろうということになり、厳しい洋裁の指導のもと、当時のままの肩スナップやベルト付きの赤い制服を8枚作り上げました。
 当日はその年の3月に卒業した学生さんから借りた制服を着た14人も加わり、出席者の半数がサプライズで登場して、大いに盛り上がり、疲れることもなく、学生時代に戻り、楽しく踊り続けることができました。
  
 それらの様子は和綴じの記念誌、DVDを作成し、当日お見せしたDVDと共に皆様にお送りしました。
 赤い還暦の制服は、いまだに後輩の方々の同期会でも利用して頂いているとか、嬉しいことです。友人宅に通い詰めて、作った甲斐がありました。
  
 次のイベントは2010年。中学3年の修学旅行から50年を記念して、思い出のコースをたどる旅を企画しました。名古屋から貸切バスに乗り、箱根で1泊し、全員浴衣で宴会に臨みました。翌日は鎌倉まで懐かしい地を巡り、大仏様の前で50年前と同じく記念撮影をしました。恩師の高見先生も全コース同行してくださり、ご趣味の川柳をたくさん披露してくださいました。詳しい様子はブログ「2010年12月 G11思い出の修学旅行同期会」 をご参照ください。↓
https://www.nanzan-tokiwakai.com/web/tokiwakaiBlog/2010/12/g11-2010656.html
  
 2014年5月には数え年の古希を祝う会を、老舗の八勝館を貸切って開催しました。
ご主人の好意により青葉の庭の散策、御幸の間での呈茶の後、大広間で懐石料理を堪能しました。今回は全員が同時に当たるマジックビンゴを採用し、効率よく宴会を盛り上げることができました。ちなみに景品は紺色の制服が底にプリントされた特注のグラスで、毎日のお薬をこれでお飲みくださいとのことでした。
 和綴じのプログラムは展覧会を毎年続けている同期生がイラストを飾り、思い出のアルバム制作も回を重ねるごとに手慣れて、見栄えがするものが出来上がるようになりました。
  
 2016年5月には満年齢で古希になったお祝いを京都八瀬エクシブで開催しました。
今回も幹事はいろいろ企画しましたが、さすがにフォークダンスは往年のようには踊れず、兎のダンスの振り付けを動画で見つけ、ピンクの耳と尻尾をつけて楽しみました。
 翌日は貸切バスで「寿長生の郷(滋賀県大津市)」を見学し、昼食後、宇治の「源氏物語ミュージアム」と「平等院」を巡りました。源氏物語の映像と展示で『源氏物語』がよく理解できたと皆満足気でした。世界遺産の平等院ではお色直しを終えた鳳凰堂が素晴らしく、特別にお願いできたお寺の案内に、鋭い質問をしたりして、見識を深めることができました。
 2017年4月のブログ「G11同期会」に写真を掲載して頂きました。↓
https://www.nanzan-tokiwakai.com/web/tokiwakaiBlog/2017/04/g11.html
  
 これからの予定としては、中学入学60周年記念旅行、喜寿、米寿、・・・を継続して行いたいと思っています。
私たちの応援歌になった竹内まりあの『人生の扉』でも、
  
 And they say still good to be 80
 But I’ll maybe live over 90
  
と。長い旅路の果てまでG11の皆と一緒に、元気に輝いていきたいと思っています。
  
  
 小島登茂子さん(G11)
   美術史家
 
 

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