vol.154 西川 誠也(S18) 「コロナで世の中一変しました。」 – Nanzan Tokiwakai Web
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過去に配信した「常盤会WEBメルマガ」の記事を掲載しています。

2020年10月31日

vol.154 西川 誠也(S18) 「コロナで世の中一変しました。」

私は団塊の世代の73歳。65歳で43年間、勤めた会社を卒業して、8年が経ちます。
今は「一人会社」の事務所に、コロナが怖いので、週2日5時間くらい出社します。事務と経理は会計士さんにお願いして、サポートスタッフと共に、インターネット放送局ジジババチャンネルを運営しています。

そこに動画制作の依頼が急増しています。コロナで価値観が一変しています。

地元の商工会や信用金庫から、「見本市や展示会が開催できない。良い方法はないだろうか?」と相談を受けます。ジジババンチャンネルでは、
その商品の特徴やサービスを動画で撮影してon-line展示会に掲載します。相談はGoogleフォームで、打ち合わせは電話やZoomで24時間365日OK。これならコロナの心配なく多言語対応で海外にも発信可能です。

コロナで求人事情も様変わりです。
求人情報も動画の時代。地方の中小企業によっては、むしろ、良い人材を得るチャンスです。集合説明会は中々開催できませんが、採用を希望する会社は、動画で企業紹介することができます。
会長は理念を、社長は将来性を、上司は仕事の内容を、総務は福利厚生などを学生に伝えるわけですね。入社希望の学生さんはスマホで志望動機を履歴書に付けて応募します。
一次試験はそれで二次面接はzoomで~最終面接はリアルで。こんな動画制作も、ジジババインターネット放送局が、Link Studio(映像編集スタジオ)で作成しています。

Linkとは、印刷物とSNSソーシャルメディアを繋ぐこと。紙の媒体に、QRコードを付ければ可能です。あるいは、地域と都会も結びます。例えば、離島や過疎の村の特産品を通販するお手伝いができます。
地域のお店、そこに住む人びとや生産者の想いをYouTubeで紹介することもできます。1分の動画は、3600ページの情報量に匹敵すると言われています。
紙媒体にQRコードを付けることで、膨大な量の情報を伝えるのも、ジジババインターネットの仕事です。

人生100年時代。60歳から何をやるか?コロナウイルスの出現によって、さらに、SNSに精通しておかなければなりません。
Facebook、 Blog、Instagram、LINE、GoogleMAP、YouTube・・Zoomが有れば、遠方の仲間とも何時でも話ができます。
今、私が取り組んでいるテーマは、『人生100年時代の60歳からの副業ビジネス』です。インターネット放送局は通信法ですから、無許可で何時でも開局できます。
スマホで動画撮影/編集ができたら、もう一生、安心して暮らせます。もっとも重要なのは『信用』と『情報』と『人脈』です。仕事人間の人脈は役に立ちません。
利害が切れると人間関係も離れていきます。しかし、趣味の仲間は職業も価値観も十人十色。そんな仲間からの情報が大切なんですね。
コロナでリアルな旅をすることもできない今こそ、離島や過疎の村の特産品を紹介する動画通販ネットで、社会貢献ができる。
「離島物語」という構想を、いま、気の合った仲間と企画しています。こんな人生を60歳から過ごせたら良いですね。

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